剣道の面打ちのコツを伝授!足さばきを鍛えよう

世の中には多種多様な武道が存在しますが、日本人であれば剣道と言う言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。

学校の体育に取り入れられているので、実際に経験のある人も少なくはないと思います。

経験がない人も、剣道がおおよそどのような競技かは知っているのではないでしょうか。

そして竹刀を用いて面、胴、小手を打ち合い、あるいはのど元を突く剣道は、一見すると上半身で戦っているように思えるかもしれません。

それは決して間違いではないのですが、実は剣道において足さばきは非常に重要な役割を担っているのです。

いくら竹刀の扱いが上達しようと、足さばきが拙ければ鋭い打突を繰り出すことは出来ません。

そこで今回は、足さばきの重要性を説いた上で、剣道における基本技の一つ、面のコツについて話させて頂きます。

足さばきって具体的に何?

具体的な面のコツに触れる前に、まずは足さばきに関して掘り下げてみましょう。

まず大前提として覚えて頂きたいのは、剣道の基本的な足さばきはすり足です。

すり足とは、言葉通り足の裏で床を擦るように動く、足さばきのことを言います。

そして、すり足で最も注意するべき点は、とにかく平行移動を崩さないことです。

頭や肩を上下させず、常に一定の高さで動いて下さい。

それと同時に、竹刀がぶれないように気を付けて、剣先を動かさないようにしましょう。

上級者のすり足を見ればわかりますが、ほとんど頭が動いていません。

イメージとしては、歩くと言うよりも滑ると言ったところでしょうか。

すり足の一種であり、試合でも最重要となる足さばきは送り足です。

送り足もすり足なので、当然平行移動を心掛けなければなりませんが、コツは小刻みに足を動かすことです。

目安としては、普通に歩いて10歩の距離を、倍の20歩で進んで下さい。

これは何故かと言うと、一歩を大きくすればどうしても体が動いてしまい、平行移動が難しくなるからです。

ですから稽古の際は、いかに小さく速く動けるかを鍛えると良いでしょう。

動作が大きくなると攻撃を相手に察知され易く、元の体勢に戻るのに時間が掛かります。

つまり、送り足で歩幅が広くなると、攻撃面でも防御面でもリスクが大きくなると言うことです。

では実際に足を小刻みに動かすコツですが、これは中々難しいです。

それでも敢えて言葉にするなら、右足を前に出してその足が床に着く前に左足を出す……と言うイメージです。

しかし、この動作を完璧に行うのは不可能だと言えます。

何故なら、もしこの通りに動くとすれば、宙に浮かなければならないからです。

ですからこれはあくまでもイメージなのですが、意識していると思いのほか上達に繋がることがあります。

感覚を掴めるまでは窮屈に感じるかもしれませんが、一度悪い癖が付くと矯正が難しいので、是非正しい練習方法に取り組んで下さい。

面打ちのコツとは?

剣道の技は面、胴、小手、突きの四つです。

しかし、面一つ取ってもその種類は数多くあり、試合展開や状況に応じて使い分ける必要があります。

その中でも最も基本的な面は、いわゆる大きな面です。

打ち方は様々ですが、敢えて最良の打ち方を挙げるなら、一拍子で打つ面でしょう。

竹刀を振り上げると同時に右足を前に動かし、打つと同時に踏み込むようにして下さい。

これは言葉にするほど簡単ではなく、慣れないうちは手足がバラバラになってしまいがちです。

もしどうしても難しいようなら、最初は竹刀を上段に構えた体勢から打つ練習をしましょう。

これだと一拍子ではなく二拍子ですが、まずは手足を揃えることが大事です。

もう一つの基本的な面は、先程とは逆の小さな面です。

こちらは大きな面よりも一拍子で打ち易いですが、継ぎ足をしないように注意しましょう。

継ぎ足をしてしまうといくら速く打てようが、始動が相手に悟られてしまうからです。

大きな面と小さな面に共通して言えるのは、打つ直前まで構えを保つと言うことです。

これも相手に攻撃を見破られない為なのですが、単純なようで非常に難しいです。

普段の稽古から出来る限り構えを崩さずに打つように意識して、少しずつでもレベルアップしていきましょう。






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