あらゆるスポーツや武道に言えることですが、筋肉とは考えなしに付ければ良いと言うものではありません。
その競技に合った筋肉があり、剣道には剣道に適した体が存在します。
ですが、実際にはそのことを考慮せず、余計な筋肉を付ける人もいます。
そこで今回は、剣道に必要な筋肉とは何かについて、解説したいと思います。
剣道に適した体型とは
上記で、競技によって適切な筋肉や体型が違うと述べましたが、具体的にはどのような体型が理想的なのでしょうか。
簡潔に言えば、筋肉と若干の脂肪です。
脂肪は少なければ少ないほど良いと思われがちですが、そうとも言い切れません。
言うまでもなく、脂肪が多過ぎると動きが鈍くなってしまいますが、体重が軽いと相手に押し負けるので、ある程度は脂肪で体重を補うと良いでしょう。
また、いつ筋肉を付けるかも重要です。
中学生くらいまでは、あまりウェイトトレーニングなどは行わない方が良いです。
とにかく竹刀を振ったり、足捌きの稽古をこなす中で鍛えるべきです。
とは言え、全く必要ないかと言えばそうでもありません。
新入部員のうちは、体が小さかったり筋力が少なかったりと、竹刀をまともに振るのが難しいことが多いです。
そこで筋肉を鍛えるのですが、単純な腕立て伏せや腹筋ではなく、あくまでも竹刀を使った鍛錬をします。
ここで注意するのは、重い竹刀ではなく逆に軽い竹刀を振るのです。
付け加えるなら、肩と腕を全て使って素振りするようにしましょう。
そうして軽い竹刀に慣れたら、重い竹刀に持ち替えると良いです。
剣道の役に立つ筋トレ
高校生以上にもなると、プロテインなどを用いて筋肉を鍛えることもありますが、幼いうちは無理な筋トレは逆効果です。
筋トレを全く行わないのも考え物ですが、無理な筋トレは成長の妨げになってしまいます。
そんな中で、効果的なトレーニング方法があります。
それは、体幹トレーニングです。
体幹を鍛えることで、体をしっかり支えることが出来るようになります。
そうなると、姿勢良く打突を繰り出すことが可能で、ちょっとやそっとでは当たり負けしないようになります。
そして、体幹トレーニングは日常生活の中でも行えます。
例えば、椅子に腰を立てて座ったり、意識的に姿勢良く歩くなどです。
少年剣道の指導者は、子供たちに学校の授業中に姿勢良く座るように言うと良いでしょう。
そうして、毎日の生活に体幹トレーニングを組み込むことで、剣道の稽古がより一層効果的になるのです。
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