剣道初心者のほとんどの人達の打突が、「痛い」と感じることは、往々にしてあり得ます。
何故なら、剣道初心者は防具を付けずに、面、胴、小手などを相手の竹刀や、人形などに向かって打つ練習をするのですが、その際に思い切り力を入れて打突する人が多いからです。
すっと余分な体の力を抜いて構え、打つことをしない為、防具を付けて練習する際に、特に相手に痛いと感じさせてしまうのです。
余分な体の力をすっと抜いて打った方が、相手に隙を見せずに素早く動け、練習や試合が出来ると、剣道初心者が気付くまでには、多少時間が掛かります。
今回は何故、剣道初心者の打突は痛いのかについて、説明していきます。
何故初心者は力を入れて打ってしまうのか
この答えは簡単です。
それは力を入れて打った方が、力を入れてないときより速く、打突が相手に届くと勘違いしてしまうからです。
だから力を入れて打つ為、剣道初心者の打突は「痛い」のです。
しかし、体に余分な力を入れて相手と対すれば、どこかに隙が出来るか、素早く動けないようになってしまいます。
そのことに初心者が気づく為には、上級者や指導者と練習や試合で、出来るだけ多くの経験を積んで行くことが重要です。
相手が痛いところは、初心者、上級者関係なく、頭の天辺や、脇の下であったり、小手を打とうとしての腕など、防具で守られていないところです。
そう言った所に打突が当たってしまうと、相手はジーンと痛さを感じます。
剣道初心者は思い切り打突する為、そう言う場所に当たってしまうことが多く、相手は「痛いな」と思う回数が多いのです。
痛い打突から1歩上に行く為には
それには、力で相手を捻じ伏せようとはせずに、余分な体の力を抜き、精神状態を落ち着かせ、腹で呼吸するように心掛けることです。
その為に、剣道では練習を始める前に、黙想をするのです。
余分な体の力を抜き、素早く打突が出来るようになれば、「痛い」と相手は感じることはなくなり、初心者から1歩脱出出来るようになります。
もしこれまで説明してきたことが、自分で気付けないなら、自分より強い人達の構えや、肩や腕の力の入れ具合、また体の重心の位置、足運びなどをじっくり観察することです。
また書物などを参考にして、今の自分と照らし合わせてみても良いでしょう。
剣道初心者は、真っ白の状態ですから、これからの伸びしろに可能性を秘めています。
逆に言えば、変な癖が付いてしまうと直り難いので、その前に、指導者にきちんと指導してもらいましょう。
自分で考えてもわかり難いのであれば、その指導者にお教え頂くことが、剣道初心者の早くの上達に繋がるでしょう。
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