剣道の胴打ちを上達させるのに踏み込みはいらない!?

剣道と言う武道は、学校の体育でも取り入れられているほど、日常に溶け込んでいます。

勿論、誰もがやったことがあるとまでは言いませんが、数ある武道の中でも広く知られている方だと思います。

剣道の詳しいルールは様々ですが、面、胴、小手と言う言葉くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

他に突きと言う技もありますが、これはどちらかと言えば上級者向けの技だと言えます。

それゆえ剣道における基本技は、前述の面、胴、小手の三つに分けられます。

人によって得意技はあるでしょうが、全ての技をバランス良く稽古しなければ、試合で勝つのは難しいでしょう。

極々稀に一つの技のみを極めて勝つ人もいますが、それは例外だと言えます。

とは言え、全ての技を得意技にするのはハードルが高いです。

それではどうすれば良いかですが、まずは苦手な技をなくすことから始めましょう。

そこで今回は、基本技の中から胴打ちを取り上げて話させて頂きます。

胴打ちの踏み込みの注意点

剣道の胴打ちには、右胴と左胴の二つがあります。

どちらを打っても有効打になりますが、基本的には右胴を打つことが多いです。

右胴打ちの基本は、中段の構えから前に出て、相手の手が振り上がった瞬間に打つようにします。

打つと同時に腕を伸ばしますが、このとき気を付けるのは刃筋を変えないことです。

打つことに成功したら、相手の左脇を素早くすり足で駆け抜けて残心を取ります。

これが右胴打ちの基本的な一連の動作であり、読んでもらえばわかるかと思いますが、踏み込みに関しては触れていません。

つまり、胴打ちにおいて踏み込みは必要ないのです。

胴打ちは面打ちや小手打ちとは違い、踏み込みの勢いやスピードが重要なのではなく、大事なのは速く的確に有効部位を打つことです。

むしろ、下手に踏み込みをしてしまうと、隙が大きくなって試合では使えない可能性すらあります。

そして、胴打ちのポイントである速さと正確さを磨くには、他のことに注目しなければいけません。

胴打ちを上達させるには?

上記のように胴打ちに踏み込みはいりませんが、それでは何が必要なのでしょうか。

その答えは多種多様ですが、まずは手首の柔軟性が挙げられます。

特に初心者の人は手首が固いことが多いので、胴打ちの切り返しを練習しましょう。

簡単に言っていますが、これはかなり難しいです。

面よりも大きく切り返さなければならず、慣れないうちは相手の脇や垂を打ってしまいがちです。

このとき意識するべきなのは、最初から速く打とうとせずに、ゆっくりでも良いので正確に打つことでしょう。

更に、ただ打つだけではなく、刃筋を正しくすることも忘れてはなりません。

もう一つの注意点は、左手を体の中心から離れないようにして、手首のスナップで左右の胴を正確に打つようにして下さい。

相手の肘に沿って打つことを心掛けると、比較的感覚を掴み易いと思います。

そして、右手首を最後まで振り下ろすことも大切です。

左手よりも右手が上にある状態では、実際の刀で相手の胴を斬れません。

竹刀は刀の代わりであり、胴打ちとは相手の胴を斬り裂く技です。

そのことを認識すれば、刃筋を正しくすることの重要性も自然とわかるでしょう。






失敗しない剣道上達教材の選び方のご案内
「強くなりたい」と心底願う少年から大人の方とまた毎日一生懸命稽古している剣士を勝たせたい思う監督や親御さんに絶対に後悔しないオススメできる剣道上達教材をランキング形式で紹介します。

自己流には限度がありいつまでたっても勝つことはできません。
正しい練習法を学ぶことで自己流で練習している人より早く上達できます。

剣道上達人気(DVD)教材ランキング





さらに剣道のスキルを磨きたい方へ

剣道の成長は、継続的な練習と正しい知識が欠かせません。
より効果的に技術を向上させるための専門的な教材をお探しの方は、こちらの推薦教材をチェックしてみてください。
初心者から上級者まで、あなたのレベルに合わせた内容が揃っています。一歩先を行く剣道のスキルアップを目指しましょう!

→剣道優良教材ランキングの詳細はこちら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする