どこからどこまでを少年剣道と呼ぶのか、難しいところです。
しかし、剣道の人口を増やすには、やはり少年剣道を普及させることが大事だと思います。
とは言え、ただ数を増やすだけではいけません。
厳しくて楽しくない稽古ばかりだと、長続きしないでしょう。
そこで今回は、少年剣道において効果的だと思われる、稽古メニューの考え方を解説します。
基本のパターンに違いを作る
少年剣道だろうが強豪校だろうが、稽古メニューは基本の枠組みにあります。
勿論、団体によって稽古メニューに違いはあるでしょうが、大別すれば以下の通りではないでしょうか。
・準備運動
・素振り
・足さばき
・切り返し
・基本打ち
・応じ技など
・打ち込み、掛かり稽古、追い込みなど
・地稽古
・切り返し
これらは恐らく、どこでも行われている稽古メニューだと思われます。
時間配分や順番は違うかもしれませんが、基本的にはこのパターンでしょう。
大事なのは、どの稽古も均一にするのではなく、その子供たちに何が足りないか、何を習得させたいかを念頭に置くことです。
他には、曜日ごとに重要視する稽古メニューを変えると、気分転換にもなって良いです。
ひたすら反復練習を繰り返しても、飽きない人もいますが、少年剣道ではつまらないと思う子供も多いです。
そうなると集中力も落ちてしまうので、効果的な稽古メニューを取り入れても、身に付きません。
素振り1つでも大違い
続いて、稽古メニューの1つである、素振りに焦点を当てて解説します。
第一に考えなければならないのは、素振りを準備運動として行うのか、基本を習得する為に行うのかと言うことです。
これに関しては、多くの意見があるかと思いますが、私は上下素振りは準備運動の要素が強く、それ以外の素振りは実戦を意識した稽古メニューだと考えています。
そして、一言で素振りと言っても、多種多様です。
その全てを網羅しようとすると、大体30分ほど掛かると思います。
時間が多くあるときならともかく、限られた時間の中で行うのは、かなり厳しいでしょう。
そこで有効なのは、あらかじめ基本となる素振りを決めておき、日によって違う素振りも取り入れると言う稽古メニューです。
特に少年剣道では、長時間道場を借りるのが難しい場合が良くあるので、こう言った工夫が必要です。
指導者の方は、上記のことを参考にして、子供たちが積極的に学べる、稽古メニューを考えて下さい。
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