剣道において、防具は重要な意味を持ちます。
基本的には相手の打突から身を守る為に付ける訳ですが、それによって動きが阻害されてしまっては本末転倒です。
それゆえ、正しい付け方を覚えて、それを実践する必要があります。
剣道の打突を繰り出すときに、手首のスナップは非常に大きなポイントですが、小手を柔らかくしていないと満足に使えません。
そこで今回は、剣道の小手を柔らかくする方法を解説したいと思います。
とにかく使い込もう
剣道の小手を柔らかくする方法ですが、端的に言ってしまえば稽古を多く積んで、使い込むことです。
竹刀もそうですが、小手も使い易さは人それぞれであり、自分に合ったように柔らかくする必要があります。
とは言え、何の準備もなく使うだけでは不十分です。
ではどうすれば良いかですが、手を入れたあとに紐を引っ張って、肘の辺りで固定してしまいます。
そうすることで、手と手首がそのままで竹刀を振れるので、柔らかくするのに適していると言えます。
また、使う前に少し水で湿らせて、使い終わったあとは陰干しにすると、より一層柔らかくなり易いです。
荒療治も覚えておこう
上記の方法が、剣道の小手を柔らかくする、基本的な方法だと思います。
ですが、他にも方法がない訳ではありません。
ここで紹介する方法はその1つですが、正直なところ少し難しいです。
それは、小手を叩いて揉むと言う方法です。
揉むのはともかく、叩くのは少々抵抗があるかもしれませんが、上手くすれば効果的に柔らかくすることが可能です。
その際に使う道具は、いわゆる木槌です。
間違っても、金槌などは使わないようにしましょう。
小手のヘリの部分はパーツが重なり合っており、何度も繰り返して針を通して縫い上げられています。
それよりに若干固いので、ここを揉むことで随分と使い易くなります。
揉むのは叩くよりもハードルが低いので、抵抗がある人はこちらの方法を採用する方が良いでしょう。
叩くのも良いですが、どうしても小手を損傷してしまう可能性があるので、出来れば慣れている人にお願いした方が無難です。
このとき、いきなり叩いたり揉んだりするのではなく、少し水に付けて半乾きにしてからすると良いです。
ただし、安物で作りが悪い物や、既に破損している物を水に付けるのは避けましょう。
前提として革と布、毛で出来た防具なので、若干伸ばしたり切ることは可能です。
上記の方法を駆使して、自分に合った柔らかい小手を作るようにして下さい。
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