剣道に限らず、様々なスポーツや武道、あるいは文科系の習い事などに至るまで、稽古や練習は楽なものではありません。
長く続けている人も、「昔は嫌いだった」と言うことがあります。
それでも何かしらの理由で続けているうちに、段々と好きになり、やがてのめり込むようになるのです。
昔から、「好きこそものの上手なれ」と言う言葉が使われていますが、まさにその通りだと私は考えます。
そこで今回は、昔は剣道の稽古が嫌いだった人が何故続けられたのかについて説明し、今まさにやめたいと思っている人に向けて、剣道の稽古を好きになるコツを解説します。
好きこそものの上手なれの理由
上記で、昔から「好きこそものの上手なれ」と言う言葉が使われていることを述べましたが、それは何故なのでしょうか。
もし貴方が剣道を嫌いだとすれば、稽古のことを考えるだけで辛くなると思います。
ですが反対に、剣道のことが好きならば、1日中剣道のことを考えていても楽しめるでしょう。
そうなれば、少々厳しい稽古でも耐えられますし、実力もどんどん伸びるはずです。
これは何も精神論ではなく、科学的に証明されています。
人間の脳は、「好き」か「嫌い」で物事を判断します。
そして、「嫌い」な物事に関しては、無意識に拒否してしまうのです。
逆に「好き」なことは、積極的に吸収しようとします。
このことからも、昔から言われている「好きこそものの上手なれ」が、正鵠を得ていることが窺えるでしょう。
剣道を好きになる為に
前述のように、剣道を上達させるには、剣道を好きになるのが近道です。
しかしながら、冒頭でも述べたように、剣道の稽古は決して楽ではありません。
そこで、剣道を好きになるコツですが、端的に言えば剣道をしていて良かったことを、思い浮かべるのです。
どんな些細なことでも構いません。
剣道を続けていれば、必ず良い経験もあるでしょう。
例を挙げるならば、以下のようなことです。
・試合で勝った
・団体戦のメンバーに選ばれた
・級や段が上がった
・僅かでも、剣道の実力が向上した
これ以外にも、剣道を通じて得られることは様々です。
稽古が辛くなったり、嫌いになりそうになったときは、そう言った昔の記憶を思い返してみましょう。
それでも、どうしても、剣道を続けていて良かったことが何もないと言うのなら、残念ながらやめた方が良いかもしれません。
悲しいことではありますが、微塵も良いと思えないのであれば、続けるのは難しいです。
ですが、ほんの僅かでも剣道によって成長出来たと思えるなら、続けて欲しいと思います。
今は小さな幸福感だったとしても、続けているうちにその幸福感が大きくなり、「昔は嫌いだったなぁ」などと語れる日がくるかもしれません。
昨日よりスムーズに防具の着脱が出来た。
大きな声が出せた。
その程度のことでも構わないのです。
そうした小さな積み重ねが、将来の貴方を形作ると覚えておいて下さい。
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