武道の1つである剣道ですが、誰しも最初は初心者です。
幼い頃から剣道を習っている人もいますが、中学校の部活から始めるパターンが比較的多いです。
そして、剣道初心者が避けては通れない道に、初試合があります。
もしかしたら一切試合には出ない――と言う人もいるかもしれませんが、剣道を始めたからには是非試合に出て欲しいと思います。
そこで今回は、剣道初心者に向けて、初試合の心構えを解説したいと思います。
必要最低限の所作や礼式を覚えよう
剣道初心者が初試合に臨むに当たって、まず身に付けて欲しいのは所作や礼式です。
初心者が技術面で劣るのは、はっきり言って当然のことです。
ですが、所作や礼式ならば、短期間でもマスター出来るはずです。
逆に言えば、そう言った当たり前のことが出来ていない人は、試合でも結果を残せません。
仮に勝てたとしても、剣道家としては半人前でしかないでしょう。
細かな説明は省きますが、大きく分けて以下の3つがポイントだと言えます。
1つは、試合前後の礼式。
1つは、合議中の所作。
1つは、竹刀を落としてしまった際の所作。
この3つに気を付けていれば、最低限のラインはクリア出来ていると言えるでしょう。
勿論、これはあくまでも最低限なので、更に上を目指す姿勢を持ち続けて下さい。
初心者が勝ちたければ
上記では、剣道初心者が初試合に臨む際の、礼儀に関して触れましたが、ここでは勝敗に拘った内容を取り上げます。
勝敗に関する最低限のことは、「絶対に勝つ!」と言う気持ちを持つことです。
それでは、どうすれば強い気持ちを持てるかですが、剣先に神経を集中させ、大きな声を出すことです。
特に声は大事で、いくら技が綺麗に決まっても、声が出ていなければ取ってもらえません。
そして、自分から前に出ることも忘れてはいけません。
戦術の1つとして後ろに下がることはありますが、それは上級者の話です。
初心者はまず、常に前に出るようにしましょう。
一足一刀の間合いに入ったら、相手より先に仕掛けるようにして下さい。
ただし、あくまでも技を「出す」のであって、「出させられる」のではありません。
焦らず落ち着いて、自分の打突を繰り出せば良いのです。
また、剣道においては多くの手札を持つことが有効ですが、初心者は面を徹底して磨きましょう。
中途半端に胴打ちや小手打ちを練習するくらいなら、1つの技に集中した方がまだ勝率は上がります。
勿論、だからと言って全く練習しなくても良いのではなく、試合に向けて特訓するのは面に絞ると言うことです。
それが出来るようになれば、徐々に得意技を増やして、剣道上級者を目指して下さい。
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