剣道に限った話ではありませんが、上達するには練習しなければなりません。
しかしながら、集団練習だけでは足りず、どれだけ自主練を積むかによって伸び方は大きく変わります。
特に剣道初心者が経験者に勝つ為には、自主練を欠かしてはいけません。
そこで今回は、剣道初心者がどのような自主練をすれば良いか、筋肉トレーニングを例に挙げて解説させて頂きます。
剣道に必要な手首の強さ
剣道は筋力やスピードが全てではありませんが、ある程度の身体能力が求められるのも事実です。
ですが、闇雲にトレーニングをすれば良いと言うモノでもなく、初心者はどの部位に筋肉を付ければ良いか知っておくべきです。
打突の速度を向上させるには素振りが最も効果的ですが、ここでは更に細かく説明させて頂きます。
打突の強さに深く関わっているのは、手首の筋力です。
手首の筋肉は大きく分けて、伸ばす筋肉と曲げる筋肉の二種類があります。
どちらを鍛えれば良いと言う話ではなく、どちらもバランス良く鍛えましょう。
これらの筋肉を鍛える自主練として、ダンベルを用いたトレーニングが挙げられます。
手のひらを下に向けてダンベルを握り、曲げ伸ばしを繰り返すトレーニングが一つ。
もう一つは、反対に手のひらを上に向けて、同じく曲げ伸ばしを繰り返すトレーニングです。
このとき、使用するダンベルは二種類用意すると良いでしょう。
一つは、2、3回しか出来ないほど重いダンベルで、もう一つは数分間続けられる程度の重さのダンベルです。
重い方のダンベルで鍛えられる筋肉は、瞬発力を生み出す筋肉です。
軽い方のダンベルで鍛えることで、一試合通して打ち続けられる筋持久力が身に付きます。
そして、どちらも万遍なく鍛えるようにして下さい。
腕力も大事
上記では手首の強さを鍛えるトレーニングをご紹介しましたが、次は腕力を鍛えるトレーニングについて解説します。
腕力と一言で言っても様々ですが、剣道に必要なのは上腕三頭筋です。
上腕三頭筋を鍛えるのに有効なのは、いわゆる腕立て伏せですが、やり方にコツがあります。
それは、左右の手を肩幅よりも少し狭い距離で維持して行うことです。
手の距離が肩幅よりも広くなってしまうと、上腕三頭筋への負荷が小さくなってしまいます。
手首のトレーニングと同様に、2、3回しか出来ない負荷の腕立て伏せと、数分間連続で行える腕立て伏せを取り入れましょう。
2、3回しか出来ない腕立て伏せを実現する為には、重い物を背負うことが有効です。
このとき、出来る限り体全体にバランス良く重く圧し掛かる物を選んで下さい。
注意して頂きたいのは、筋肉トレーニングは通常の稽古などに支障が出ない範囲で行うことです。
これらのトレーニングをするのは、素振りを速くするサポート的な役割だからです。
ですからがむしゃらに行うのではなく、計画的に自主練として取り入れましょう。
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