剣道には試合とはまた違うベクトルの指針として、段位審査と言うものがあります。
剣道初心者にとっては、初段が1つの目標となるでしょう。
とは言え、全員が全員1度で合格するとは限らず、中には段位審査に落ちる人もいます。
そこで今回は、剣道の初段に合格する為のポイントについて、解説したいと思います。
試合に合格するポイント
剣道初心者でも初段に合格する人は、試合でも徐々に勝てるようになる傾向にあります。
そして、初段の審査基準は「初段は、剣道の基本を修習し、技倆良なる者」とされています。
これを読んだだけでは意味がわかり難いので、もう少しわかり易く説明します。
要するに初段の人は、「剣道の基本を勉強して練習し、技を精確に出せる人」と言うことです。
厳密に言えば違うのかもしれませんが、おおよそこう言う意味だと思ってもらって構いません。
このことを鑑みると、初段は基本がわかって技が出せる人なので、試合でも一本が取れる人だとも言えます。
更に、初段から三段までの審査項目は、以下の通りです。
・正しい着装と礼法
・適正な姿勢
・基本に則した打突
・充実した気勢
いずれも、基本を重要視しているものばかりです。
付け加えるなら、有効打突の基準になるものなので、試合で一本を取れる実力が求められます。
一本を決めることが出来る、打突や気迫、体の使い方を理解していれば、初心者でも初段の合格が可能です。
一本を取られても問題ないので、思い切って自分の打突を繰り出しましょう。
日本剣道形と学科試験
剣道では、初段の審査から形審査として、日本剣道形が取り入れられます。
日本剣道形は太刀が七本目まであり、小太刀は三本目まであります。
これらを練習するのに最も効果的なのは、剣道連盟に加入している先生に教えて頂くことでしょう。
ところで、初段の審査は剣道形の何本目までをすれば良いかですが、五段までは各都道府県に一任されています。
それゆえ詳しく知る為には、自分の地域の剣道連盟に問い合わせると良いでしょう。
また、地域によっては剣道形の前に講習会が開かれる場合もあります。
極端な話、初心者でもその講習会に参加してしっかり稽古すれば、出来るようになります。
最後に、段審査からは学科の筆記試験があります。
形審査、実技審査を通過した人だけが行います。
内容は各都道府県の剣道連盟が決めるので、先輩や先生方にお聞きするのが良いでしょう。
これらのポイントを押さえて稽古に励めば、初心者でも初段に合格することは難しくありません。
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