剣道の練習をイメージすれば、恐らく真っ先に剣道場を思い浮かべるかと思います。
それは間違いではなく、実際に本格的な練習をしようと思えば、学校の体育館などを剣道場として利用する必要があるでしょう。
ですが、その時間は有限であり、人によってはもっと練習したいと思うかもしれません。
そこで今回は、少しでも剣道が上達したい人に向けて、自宅での稽古法をご紹介したいと思います。
狭いスペースでも大丈夫
剣道場と自宅での稽古の大きな違いと言えば、やはりスペースの問題でしょう。
自宅で竹刀を充分に振り回せるスペースを確保するのは難しく、それゆえにまともな稽古は出来ないと思いがちです。
しかし、少し工夫するだけで自宅での稽古は可能なのです。
その一つは、正座での素振りです。
これは文字通り、正座をした状態で素振りをするのですが、下半身が動かない分、上半身に意識を集中することが出来ます。
具体的には、肩甲骨や背筋の動きなどです。
出来れば姿見を用意して、正しいフォームで素振りが出来ているか確認すると、更に効果的だと言えるでしょう。
もう一つは、手首のスナップに関する練習です。
剣道において手首のスナップを効かせる技術は、非常に重要です。
俗に手の内の呼ばれる、鋭い打突を打つ為の手の使い方は、剣道を志す者にとって大きな命題となります。
そこで登場するのが、その場打ちと言う稽古法です。
普段と同じように中段の構えを取り、振りかぶることをせずにその場で手首のスナップを効かせ、面や小手を打つようにして竹刀を振りましょう。
ここでのポイントは、ただ漠然と行うのではなく、いろいろなパターンを試して自分に最も適した手の内を探求することです。
前述の通り、手の内を身に付けることが出来れば、剣道選手としてのレベルが上がるでしょう。
一朝一夕で習得出来るようなモノではありませんが、だからこそ徹底的に練習するべきなのです。
技術面以外にも目を向けよう
恐らくですが、どの剣道場でも稽古の始まりと終わりには黙想をするハズです。
これは禅に関連しており、集中力を高める為の大事な稽古です。
自宅での稽古は激しい動きが出来ませんが、瞑想ならどこでも出来るでしょう。
気を付けるのは、姿勢を正しく保ち、息を吸うときは短く大きく、息を吐くときはゆっくり長くすることです。
このとき、いわゆる無心状態を心掛けるのですが、実際にやってみると中々難しいです。
そのような場合は、胸中で数を数えると比較的集中し易いです。
雑念が出て来たら最初から数え直すなどして、数を数えることにのみ意識を集中させます。
瞑想の時間は線香が一本燃え尽きるまでだと言われていますが、自分が続けられる範囲で行えば良いでしょう。
このように、剣道の稽古は自宅だからこそ時間を取って行えるモノもあるので、本気で上達したいと考えているのなら、是非取り組んでみて下さい。
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