その人の事情にもよるので一概には言えませんが、基本的には剣道を始めれば試合に出ることになるでしょう。
それは初心者も例外ではなく、一度試合となれば上級者も初心者も関係ありません。
無論、剣道初心者がいきなり勝てるほど甘い世界ではありませんが、勝つ意志を持つことは大事です。
そこで今回は、剣道初心者が試合に勝つ確率を少しでも高める為に、どのようなことをすれば良いかをお話します。
自分自身のことを把握する
初心者が剣道の試合に臨む前にして欲しいことは、今の自分を知ることです。
これは何を意味しているかと言うと、動けなくなるほど自分を追い込んで、限界を知ると言う意味です。
自身がどこまで動けるのか、それをしっかりとわかっていなければ、勝つ可能性はグッと低くなってしまうでしょう。
そして、地稽古などの相手に向かって行く練習の際は、出来るだけ強い人と行うようにして下さい。
どれだけ実力差があっても構いません、むしろ差があればあるほど効果的だとすら言えます。
自分よりも圧倒的に強い人を相手にすることで、打たれる恐怖心を少しずつ克服していくのです。
このとき、やられて当たり前だと思ってはいけません。
あくまでも自分の全力で挑み、出来る限り食らい付きましょう。
そうすることで、ここぞと言うときの粘り強さが生まれます。
それが出来ていれば、自然と実力は伸びますし、いわゆる「心気力」が養われます。
「心気力」の「心」は知覚、判断する心の静的なモノ、「気」は意志、活動を起こす動的なモノ、「力」は全身の力、打突、踏み込みの力のことを言います。
この「心気力」が一致することで、理想的な状態になれるのです。
実際に試合に出る前に
上記では通常の稽古における心構えなどをご説明しましたが、ここでは試合が近付いてきたときに行うことを取り上げます。
状況にもよりますが、おおよそ一か月ほど前から練習を試合に向けた仕様に変化させて調整しましょう。
三週間前は、基本技や地稽古、掛かり稽古をメインとして、体をいじめ抜く厳しい稽古を積んで下さい。
これによって、気持ちや気力を高めることが出来ます。
二週間前は、試合形式の稽古を主に行いましょう。
このとき、どれだけ集中して多くの試合経験を積めるかで、勝つ見込みが大きく変わります。
一週間前は、基本稽古はほとんどせずに、地稽古や試合稽古に取り組んで下さい。
この時期になると疲れを残さないことも大事で、勝つ為にどうすれば良いか、何が出来るかを稽古相手や指導者と相談しながら、実際の試合形式で行いましょう。
言うまでもなく体調管理も大切で、病気にならないように細心の注意を払う必要があります。
それと同時に、稽古をしていないときも勝つイメージトレーニングをして、心を落ち着けるようにしましょう。
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