剣道の竹刀の長さは決まってる?身長との関係とは

剣道と聞いたときに、真っ先に思い浮かべる物は何でしょうか。

その答えは人それぞれだとは思いますが、竹刀はかなり上位に食い込むでしょう。

そして、竹刀には様々な種類があり、長さも違います。

そこには身長も関わっており、どのようにして竹刀を選ぶかは、非常に大事なことです。

そこで今回は、剣道の竹刀の長さと身長の関係を交えて、竹刀の選び方について解説したいと思います。

竹刀の長さの決め方

剣道の竹刀の長さをどう決めるかですが、冒頭で述べたように身長と関わりがあります。

いろいろな意見があるかもしれませんが、1つの目安として知っておいて欲しいのは、竹刀を地面に立てて、長さが肩の関節くらいになる長さが妥当です。

当然、大人と子供では身長が大きく違いますが、比率としては同じに考えて構いません。

例を挙げるなら、10歳の子供(小学校3年生~4年生)で34寸(105cm)くらいです。

勿論、体格には個人差がありますが、一般的にはこれくらいでしょう。

ついでと言っては何ですが、竹刀の長さの呼び方もご紹介します。

・26寸(79cm)=にーろく
・28寸(87cm)=にーはち
・30寸(93cm)=さんぜろ
・32寸(99cm)=さぶに
・33寸(102cm)=さぶさん
・34寸(105cm)=さぶよん
・35寸(108cm)=さぶご
・36寸(111cm)=さぶろく
・37寸(114cm)=さぶなな
・38寸(117cm)=さぶはち
・39寸(120cm)=さぶく

以上です。

これらを踏まえた上で、自分に合った竹刀の長さを選びましょう。

竹刀の選び方

上記では、剣道の竹刀の長さと身長について説明しましたが、ここでは他の観点から竹刀の選び方を解説します。

まずは、竹刀の形です。

一見すると同じに思うかもしれませんが、竹の膨らみ方が微妙に違います。

要するに、柄から剣先までの、どこに重心を置くかです。

好みは人によって違うかと思いますが、初心者は『並』と呼ばれるバランスの竹刀が良いでしょう。

他のタイプの竹刀を使うのは、『並』で基本をしっかり身に付けてからの方が良いです。

また、実は竹の種類も違います。

一般的に良く使われるのは、『桂竹』です。

価格が安く、練習用にはかなり適していると言えます。

他には、『真竹』と言う物もあります。

若干痛み易い素材ですが、重量感があり、鍛錬するならこちらが良いかもしれません。

このように、一言で竹刀と言っても、数多くの種類があります。

バランスや竹の種類は、ポピュラーな物を選んでおけば、初心者のうちは問題ないでしょう。

ただし、子供は身長の伸び方が速いので、長さにだけは注意して下さい。

自分に合っていない長さの竹刀を使っていては、どうしても違和感を生んでしまうからです。

道具にだけ気を付けていても上達はしませんが、道具にも気を配る必要があることを忘れないで下さい。






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