剣道は武道の中では比較的知名度が高いと思います。
しかしながら、いわゆる習い事と言う括りで言えば、さほどメジャーではありません。
親兄弟が剣道を習っており、その影響で始めることが多いです。
野球やサッカーなら、学校の授業や遊びの一環でやったことがあるでしょうが、子供が日常生活で剣道をする機会はほとんどないでしょう。
それゆえに、剣道初心者には正しく効果的な練習方法を提供しなければ、中々上達するのは難しいです。
そこで今回は、剣道初心者がどのような練習方法に取り組めば良いか、ご紹介したいと思います。
狙った場所を打てるようにしよう
初心者が行うべき練習方法は、自分が狙った場所を打てるようになるモノでしょう。
初めて間もない人に高度な駆け引きを要求するのは無理な相談なので、まずは精確な打突を打てるようにならなければなりません。
基本技である面打ちを例に挙げるなら、狙った場所を打つ為に目がぶれないようにすることが重要です。
それでは、どうすれば目がぶれないかですが、結論から言うと体がぶれないようにすることです。
すり足の基本であり極意でもある、水平移動を心掛けることで、この問題は解決するでしょう。
このとき大きく足を踏み出さず、小さく細かく動くことがコツだと言えます。
また、背筋をピンとして、体勢が崩れないようにも気を付けて下さい。
そして実際に面を打つときですが、床に対して垂直に立たせるように振りかぶりましょう。
注意点としては、肩に担ぐような振り上げ方は厳禁だと言うことです。
これを成し遂げるには、常に相手の中心を取ることを心掛ける必要があります。
もう一つのポイントは、右手にあまり力を入れず、左手をメインにして打つことでしょう。
面は腕力で打つのではない
剣道で一本を取るには、しっかりと有効打突部位を打たなければなりませんが、腕の力で打っているうちは半人前です。
大事なのは、最小限の力で最大限の効果を発揮させることです。
体が前に動くエネルギー。
腕を伸ばすときに発生する力。
手首のスナップ。
この三つが噛み合えば、小さな打突でも強く打つことが可能です。
力が入ってしまうと速く打つことが難しくなりますし、何より技の起こりを相手に察知され易いです。
だからこそ、練習のときから無理に竹刀を振るのではなく、全身の力を効率良く使えるように意識して下さい。
初心者の練習方法としては、最初は相手に間合いを詰めてもらって打つのが良いでしょう。
自分から接近して打とうとすると、慣れないうちは体勢を崩してしまいがちです。
そこで、一足一刀の間合いから相手に踏み込んでもらい、正しい姿勢で打てるようにして下さい。
これが完璧に出来るようになったら、今度は自分から前に出て打つような練習方法を行いましょう。
誰もが最初は初心者なのですから、焦らずじっくりと基本の打突を身に付けることをお勧めします。
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