剣道形の意義と注意点

剣道を学ぶ最大の目的は、稽古を通じて人間として成長することにあると言えます。

その上で、技を磨いて強くなり、試合で勝てるように努力するのです。

ですが、剣道には剣道形と言うものがあり、これは非常に大きな意義を持っています。

ところが、実際に剣道形を真剣に稽古する人はどちらかと言えば少数派で、昇段審査前に少し覚える程度の人が多いです。

そこで今回は、剣道形がどう言ったものでどのようなことに注意すれば良いかを解説します。

剣道形によって身に付くもの

剣道形は、剣道の技術の基本で組み立てられており、その理合いを集約したものです。

それゆえに、剣道形を充分に活かすことが出来れば、実際の試合でも有効だと言われています。

そして、以下のような効果があるとも言われています。

・礼儀正しく、落ち着いた所作が身に付く
・姿勢が正しくなり、動作が素早くなる
・相手の動きや気持ちを観察する、観見の目が養われる
・技術における悪い癖を改善し、正しい技が身に付く
・正しい刃筋や手の内を会得して、精確な打突が身に付く
・正しい間と間合いの取り方が上達する
・打突が精確になり、残心を習得出来る
・気が練れて、気合や発声が充実し、機敏な動作が身に付く
・心と技の理合いが習得出来る
・気位が高まり、気品や風格が身に付く

以上です。

しかしながら、現実には試合で小太刀の竹刀は使えないにもかかわらず、小太刀の形が三本あります。

他にも現代の剣道とは違う点が目立ち、戸惑う人も多いかと思います。

だからこそ、剣道形は昇段審査の前に少し稽古するだけで、上記のような効果を得られる実感が少ないのではないでしょうか。

剣道形を学ぶにあたって

剣道形と言うと、たくさんの人が「決められた技を定められた順番に従って反復練習するもの」……と思うかもしれません。

竹刀で行う約束稽古を、木刀などを使って実戦のような速度で取り組み、精確な剣技を身に付けると考えるのではないでしょうか。

ですが、ここで注意して欲しいのは、形にはこのような剣技を直接教えるものだけではなく、基本的な剣の理合いやその流儀の考え、加えてその流儀が目指す境地や思想などを「剣の形」にしているものも多数あるのです。

注意深く観察してみると、形が伝えようとしている目的は幾つかあるのです。

一つ目は、先程も言ったように剣技そのものを伝えようとする形です。

相手がこのように斬ってきたときに、自分がどのように対処するかなどです。

二つ目は、間合いや先などに関する考え方です。

もしくは、攻めの要諦の教えとも言えるでしょう。

三つ目は、流儀として剣をどう考えており、どの境地を目指しているかなどです。

このように、一言で剣道形と言って片付けるのではなく、もう少し注意して考えてみて下さい。






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