2018年の世界選手権はどうなる?日本と韓国の違い

今回で17回目となる、剣道の世界選手権。

2018年の開催地は、韓国の仁川市に決まりました。

日時は。2018年9月12日(水)~2018年9月16日(日)の予定です。

どのような結果になるかはわかりませんが、是非とも日本の選手には頑張って欲しいところです。

そこで今回は世界選手権に向けて、日本剣道と韓国剣道の違いについて解説したいと思います。

卓越したパワーとスピード

世界選手権でも是非注目して欲しい、韓国剣道のポイントは、パワーとスピードです。

これは、男性に限らず女性においても同じことが言えます。

一概には言い切れませんが、全体的に言って技術面では日本の選手に分があることが多いです。

しかし、実際の試合になった際は、中々一本を取ることが難しいです。

その理由は、韓国選手のパワーとスピードにあります。

その中でも、パワーの違いは大きいです。

体格も韓国の選手は大きく、その辺りにも違いがあります。

その一方で、スピードは確かに速いですが、竹刀の先端部分に関して言えば、若干遅いようにも感じます。

また、攻め方において、精度が低いようにも思えました。

足捌きにも似たようなことが言え、総じて韓国剣道はパワーに頼っている部分が大きいです。

それが大きな武器になることもあるのですが、同時に欠点でもあります。

技術面以外の違い

韓国の選手が身に付けている白い剣道着ですが、良く観察すると違和感を覚えると思います。

一見した違いは色と、袴に黒のラインが入っていることですが、それだけではありません。

実は、韓国の選手が着用している袴には、腰板がないのです。

元来、日本の武士が着用していた袴には腰板があり、逆に言うと腰板があることが武士の証でした。

これは、日本の剣道が間違いなく武道であることを意味しています。

一方、韓国の袴は日本の袴を真似て作った物で腰板がなく、ひだの数も違います。

日本は5本なのに対して、韓国は7本あります。

日本が5本であることには意味があるのですが、韓国の7本の意味は残念ながら知りません。

日本の5本には、五倫五常の道と言う意味があります。

五倫とは、『君臣の義』、『父子の親』、『夫婦の別』、『長幼の序』、『朋友の信』です。

五常とは、『仁(思いやり)』、『義(義理)』、『礼(礼儀)』、『智(知恵)』、『信(信義)』です。

このように、日本において、剣道の稽古をする際には、上記のことを意識するする必要があると言うことです。

ですから、単にひだの数が違うだけではなく、日本と韓国では剣道に対する心構えから違うのかもしれません。

それらのことを踏まえて、2018年の世界選手権も素晴らしい大会になることを願いたいと思います。






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