2018年も開催された、今年で27回目となる全国高等学校剣道選抜大会。
日程は2018年3月27日~2018年3月28日まででした。
全国の剣道強豪高校が集まる選抜大会ですが、2018年の結果は皆さんから見てどうだったでしょうか?
予想通りだった人、意外だった人、様々だと思いますが、今回は第27回全国高等学校剣道選抜大会について、考察を述べさせてもらおうと思います。
男子の部、熊本の九州学院が6連覇
男子の部は、代表戦にまで及ぶ接戦で、熊本の九州学院が6連覇を達成しました。
見事6連覇を達成した九州学院ですが、そこに至るまではかなり厳しい戦いを強いられました。
3回戦の磐田東(静岡)との試合では、先鋒戦で付いた黒星を残したまま大将戦に入り、九州学院にとってはかなりプレッシャーの掛かる展開でした。
しかし、出小手と引き面で二本奪取することに成功し、逆転することが出来ました。
そして準々決勝の清風(大阪)戦では、3回戦とは逆に先鋒の白星を最後まで死守する形で勝利しました。
準決勝の敬徳(佐賀)戦は、先鋒から副将までが引き分けになり、大将戦で二本を取っての勝利。
島原(長崎)との日本一決定戦では、先鋒を九州学院が取り、次鋒は島原、その後は引き分けが続きました。
大将同士の代表戦は延長戦にまで入り、最後には九州学院が一本勝ちを収めました。
厳しい戦いが続いた九州学院ですが、試合内容自体は流石の一言でした。
安定感があり、一本を重視する戦い方は新チームでも変わりありませんでした。
女子の部、中村学園女子が連覇
去年の覇者である、中村学園女子(福岡)。
周囲の注目は、今期の中村学園女子がどのようなチームかを確認すると同時に、同校を止める高校が出て来るかにあったでしょう。
3回戦の岡山商大附属(岡山)では、先鋒戦の白星を守り切りました。
準々決勝の三養基(佐賀)では、中堅戦と大将戦で2勝して、準決勝に進みました。
準決勝は樟南(鹿児島)と当たりましたが、5対0のストレート勝ちで決勝への勢いを付けました。
日本一決定戦の相手は、打倒中村学園女子の1番手だとも言われていた守谷(茨城)で、先鋒を中村学園女子が勝利、次鋒は守谷が制し、1対1のまま代表戦に臨むことになりました。
両チームの大将による代表戦は、なんと試合時間9分を越える激戦でしたが、最後は中村女子学園が面を決めて連覇を飾りました。
男子、女子ともに連覇に終わった今大会ですが、改めて高校剣道は面白いと思える内容でした。
他の高校の試合にも見所は多くあり、次回の全国高等学校剣道選抜大会にも期待したいと思います。
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