剣道を上達させるには、何よりも効果的な稽古を積む必要があります。
ただ稽古時間が長ければ良いのではなく、正しい稽古方法を実践しなければなりません。
しかしながら、それだけでも足りないのです。
他に何が必要かと言えば、剣道を学ぶにあたって必須である、防具や竹刀です。
自分に合っていない竹刀を使っていれば、いくら稽古しても中々上達しないでしょう。
そこで今回は、剣道の竹刀のバランスについて、解説したいと思います。
竹刀の柄の長さに違い
竹刀を選ぶ際に気を付けるポイントですが、柄の長さと重心のバランスだと言えます。
柄の長さについては、長い方が右手が前に出るので、てこの原理を利用した打突が打ち易いと言うメリットがあります。
他にも、応じ技や返し技、引き技、フェイント技など、多くの技を打ち易くなります。
特に小手打ちは、小さく速く打たなければならないので、柄の長い竹刀の方が打ち易いです。
ですが、メリットがあると言うことは、当然デメリットもあります。
それは、飛び込み面や突きなどの、遠間から打つ打突が届き難いことです。
柄の長さの違いは、精々が拳1つ分くらいのものですが、剣道においてはかなり大きな差です。
そして、最も大きなデメリットは、剣道が小さく見えてしまうことです。
これはどう言う意味かと言うと、小手打ちが打ち易い為に頼りがちになり、他の技が疎かになってしまうと言うことです。
要するに、柄が長いバランスの竹刀は、小技が打ち易い代わりに大技が打ち難いと言うことです。
竹刀の重心の違い
続いて、重心のバランスについて解説します。
大きく分けると、竹刀の重心が手元に近い場所にあるか、剣先に近い場所にあるかと言うバランスです。
重心が手元に近い場所にあると、竹刀を軽く感じるので、速い打突が繰り出し易いです。
剣道において速い打突は大きな武器なので、その観点から見れば、手元に近いバランスの竹刀は適しています。
付け加えるならば、腕力に劣る選手でも扱い易いと言うメリットもあります。
ただし、速く竹刀を振れる反面、打突が軽くなってしまい、審判が一本を取らないことも良く見掛けます。
ここまで言えばわかるかと思いますが、剣先に重心があるバランスの竹刀は、竹刀を重く感じて打突が遅くなりがちで、非力な選手では扱い難いと言うデメリットがあります。
そしてメリットは、重い打突を放てるので、一本を取れる確率が高くなることです。
以上のことを踏まえて、自分に合った竹刀を選び、剣道の稽古に励んで下さい。
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