剣道が上達するには、言うまでもなく稽古を積まなければなりません。
その方法は様々で、稽古時間も多様ですが、漠然と取り組んでいては効果が半減です。
剣道の稽古は目的意識を持つことが大事で、いくら稽古時間が長くてもそれが出来ていなければ意味がないと言えるでしょう。
そして剣道の稽古方法は、季節によっても変えるべきなのです。
そこで今回は、剣道の稽古方法や稽古時間を、季節の変遷とともに解説したいと思います。
季節による違い
剣道の稽古方法を考えるにあたって、大切なのは以下の3つだと私は考えています。
・その稽古をどの季節にするか
・取り組める稽古時間
・抱えている課題
例えば、高校生なら冬場でも2時間ほど練習時間を確保出来ますが、中学生は30分程度しか稽古出来ない日もあります。
反対に言うと、夏場は平日でも3時間ほど稽古時間を作れますが、今度は生徒たちの集中力を保つ工夫が必要となります。
これだけでも、季節によって稽古方法を変えなければならないことがわかるかと思います。
更に、そのときチームや個人で課題となっていることを強化する必要もあるので、単に稽古内容を考えると言っても様々な観点を持たなければならないのです。
春夏秋冬の稽古内容
上記では季節ごとの違いについて解説しましたが、ここではもう少し具体的なことを説明します。
まず春ですが、夏に次いで稽古時間を長く出来ます。
それゆえに基本打ちに多くの時間を当て、フォームを徹底的に見直します。
そのときどきによって課題は違うでしょうが、この季節にはその改善に取り組み易いと言えるでしょう。
指導者の方は、この貴重な時間を存分に活かして下さい。
次に夏ですが、この季節は大会に向けての強化が主な稽古内容となります。
1年で最も長く稽古時間を取れるので、基本だけではなくより実践的な稽古を取り入れましょう。
ただし、暑さでばててしまうことも大いに考えられるので、こまめな休息と取ったり、面を付ける時間を短めにするなどの配慮が大事です。
続いて秋ですが、この季節は夏に比べて稽古時間が短くなります。
その代わりに、気候が涼しくなる分、夏よりも集中して稽古に取り組み易くなります。
秋は新チームになって試合経験の少ない生徒も多いと思うので、実戦経験を多く積ませることを重点的に考えましょう。
最後に冬ですが、上記でも述べたように稽古時間が最も短いです。
そこで、最初の素振りから面を付けた状態で行うと良いでしょう。
そして、寒さで体が動き難いので、運動力が多い稽古方法を取り入れ、体力強化に努めるようにして下さい。
しかしながら、こればかりを続けていると型が崩れてしまいがちなので、時間の取れる土日の稽古などでは、しっかりと基本を見直すようにしましょう。
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