剣道だけではありませんが、どのような稽古をどのような頻度で行うかが大事です。
剣道の稽古内容と頻度をどうするかを考えるのは中々難しいかもしれませんが、それらを通じて得られるモノもあります。
特に剣道指導者は、指導相手である生徒や子供たちに考えさせるようにすると良いでしょう。
とは言え、いきなり稽古メニューを考えろと言われても、教え子は困惑すると思います。
そこで今回は、どのようにして稽古の頻度や内容を考えれば良いのか、そのコツを解説します。
月単位で考えよう
剣道の稽古内容や頻度を考えるにあたって、お勧めしたいのは月単位で考えることです。
自分たちに何が必要なのか教え子に考えさせ、同時にそこを進歩させるメニューを考えるようにします。
ポイントとしては、一か月が経った時点で多少なりとも成果を実感出来るような内容にすることです。
その辺りの判断を全て教え子に任せるのは難しいので、指導者は指針を示したり、助言を与えるようにしましょう。
勿論、臨機応変に対応することも必要です。
試合が近かったり、明らかな弱点がある場合は指導者がメニューを考えて、それに取り組むようにして下さい。
上記で自分たちに何が必要なのか考えさせると述べましたが、個々人によってそれは様々でしょう。
ですから、その部活動やチーム全体で足りていない部分と、個人で直す必要がある部分は分けて考えましょう。
個人の問題点を全体練習に取り入れてしまうと、キリがありませんし、チーム全体で強化したい部分に手が回らなくなります。
それゆえに目安としては、全体の半数以上が未熟な部分を全体練習で行い、個々人の問題は個別指導するようにして下さい。
具体的に強化するポイント
強化するべきポイントは多種多様ですが、比較的良く見られる問題点と改善する方法をお教えします。
その問題点とは、打突を打ったあとに止まってしまい、体が前に出ないことです。
そう言った問題が発生する原因として、前に出る勢いが足りていないことが挙げられます。
打突が決まらなかった際に止まってしまうと、相手に反撃する隙を与えてしまいます。
ですから、外れたとしても相手にぶつかって、間合いを潰せるほどの勢いを身に付けるべきでしょう。
それではどのような稽古に取り組めば良いかですが、いわゆる追い込み稽古です。
面打ちの追い込み稽古。
小手面の追い込み稽古。
小手面胴の追い込み稽古。
などです。
これらの他にも引き技や応じ技の追い込み稽古もありますが、これは難易度が高いので、まずは上記の三つに取り組むことをお勧めします。
ここでの注意点は、足さばきを正しくすることです。
足さばきをしっかり出来ていれば体幹を鍛えることも可能ですが、足さばきが雑だと単なる体力トレーニングにしかなりません。
この稽古に限りませんが、どのような意図を持って行うかを把握しましょう。
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